愛人は殺される・後編

「愛人は殺される・後編」　梅太郎

あらすじ
ぼくは先生の愛人なんだろうか？高校生のぼくが「愛人」として生きる・・・？灰澤が別の男のことを想っているのを知り、光は考え続ける。そして、先輩はバラバラの家族に傷ついた光を、次第に愛するようになり・・・。描き下ろしはサイドストーリーで。

「愛人は殺される」
◇前回のあらすじ◇
光は入試の日、雪の中で立っていた黄崎先輩に一目惚れする。光は見ているだけで幸せだった。その片思いを灰澤先生に気づかれ脅迫まがいに抱かれるまでは・・・。光は激しく傷つく。自分の想いはきれいなはずだったのに。しかす次第に灰澤の優しさに触れ癒されていくのだった。灰澤の気持ちが気になり出した光だが、先生には誰か秘密の人がいて・・・。
一方黄崎は、けなげな光のことが気になるようになり・・・。

結果、光は灰澤と結ばれるのですが・・・。
正直、先輩と一緒になったほうが、幸せになれそうな気が・・・。
今までの灰澤の光に対する態度が・・・「優しさに触れ」って書いてあるけれど、それ以上に光にひどいことを言ってると思うのですが。(-_-；)
「だって先生は「好きだから見てた」って・・・・」
「信じたのか？簡単なんだな高校生は」
酷っ！(-□-；)
でも、そんな酷い言葉を言いながらもちゃんと灰澤も光を愛しているんですね。（でもなぁ・・）
全体的に重い感じのお話でしたが、最後は光も変わって前向きに生きるようになったのでよかったです(^^)


「Brother」
黄崎先輩と、先輩が振った元彼女の弟の話。
こういうお話あるとうれしいです。
振られてしまった人でも、ちゃんと他に相手を作って幸せになってほしいので。
なので、こうやって黄崎先輩にも新たに恋いの訪れが来てよかったです(*^_^*)