これまでのストーリー
紙様・近衛は、強大な力のために閉じ込められていた幼い琴葉の面倒を見始める。琴葉も近衛に懐き、二人は絆を深めてゆく。だが琴葉は、当主になった席上で、強い言霊を使い近衛を酷く傷つけてしまった。後悔した琴葉は、今後すべての言霊の代償を自分自身で受けると宣言する。ひどく傷つき、瀕死になった琴葉を生き返らせるため、近衛は琴葉を抱いた。近衛を守りたいと願う琴葉のため、近衛は人形師・和記に二人で本家を出ると宣言するが・・・。
前回の感想を書いてなかったので一緒に・・・。
そうです前回・・・
ついに近衛が琴葉を抱いたんですね!!!
お父さんな近衛が琴葉にどうやって手を出すのかと思ってたら(というより、琴葉の方がのっかりそうだなぁとは思ってたのですが)近衛に行くはずの全ての災厄を、近衛を傷つけたくないという一心で自らの身に受け、瀕死の状態になった琴葉を生き返らせるために抱くという・・・・。
最初いつ挿入した!?というくらいナチュラルに挿入されておりました。守夜が隆成を助けるために抱いた時のよな感じですね。
そして、今回。
琴葉は近衛と本家を出ていくことを決意(当主の座を退き、三刀家からも独立、本家を出た後は言霊使いの仕事も一切なし)。近衛は、和記にそのことを告げる。
三刀家において、当主の決定は絶対。そのため、琴葉のいうことは絶対。新たな当主となるのは琴葉の兄の彰伊。しかし、そこには近衛と彰伊のと取引が・・・・。
琴葉が当主の座を捨てて自由になる代わりに、新しい当主である彰伊、そしてその紙様である阿沙利への負担は大きい。特に、阿沙利の体はあと幾ばくももたない・・・。そのため、本家を出た後も阿沙利に代わって近衛が彰伊の災厄を身に受けるという・・・。彰伊は阿沙利が、近衛は琴葉が大事だからこそ・・・。
しかし、言霊を使わないなら近衛がいる意味がないとして、近衛を白紙に戻そうとする和記。そんな挑発に乗る琴葉・・・和記の離れがまた壊れた・・・・。
そこに助け舟彰伊。なら、今ここで言霊を使って近衛が必要であることを示すように言う。
琴葉は、彰伊に教わったように「傷つける」ではなく「守る」ために言霊を使う。言葉の使い方によっては、言霊で近衛を守ることができるのだと。
そして、無事に言霊師として紙様である近衛の存在意義を示し、琴葉は近衛とともに本家を出る・・・。
新しく二人が住む家は、現在みんなで住んでいるあの家。
新居祝い(と琴葉へのいたずら)のためにやってきた双子たち。また何か琴葉に与えてますよ!!
しかも、なんだかんだで壊れた離れが直るまで、と称して和記まで新居に住みつく始末・・・。
近衛には頭痛の種が絶えません・・・。
そして案の定、双子のもってきた品(酒)で酔っぱらい、更にエロい言葉を言う琴葉に「そんなことどこで覚えた!?」と言う近衛だったが・・・双子が琴葉に差し入れしたBL漫画やBL雑誌たちからでした・・・・ちょ、双子ーーー!!!!(笑)
酔っぱらってエロい言葉を吐く琴葉にあおられる近衛・・・・今まで普通にあしらっていたけれど「この」ではなく「近衛」と呼ばれたことに近衛はもう・・・我慢できなくなった・・・・?
琴葉に求められるがまま抱く近衛・・・。
琴葉は本当にもうエロ可愛い子!・・・!!
もう、近衛はこれでよくお父さんでやってこれたなぁ・・・そんなお父さんな近衛も好きでしたけど。
一心に近衛を求める琴葉が可愛すぎます。
そして、最後。現在の二人・・・。
明るく笑う琴葉。と、そんな琴葉を甘やかす近衛。
近衛はこの先もずっと琴葉が笑っていられるようにと願っている・・・・。
うわーもーー!!終わっちゃったよーーー!!
もう近衛と琴葉はお互いのことを思いすぎてて大切すぎてもう本当・・・・そんなところが好きです。琴葉は純粋に近衛を慕うところとか、近衛は琴葉のためなら何もかも捨てられるようようなところとか・・・・。
そして、今回ちょくちょく出てきた彰伊と阿沙利の二人。
阿沙利の負担を減らすために近衛と浮気(?)する彰伊や、滅びの時が刻々と迫る阿沙利が切なかった・・・・。彰伊は新しく当主になって、阿沙利の負担を減らすために言霊の仕事は減らすと言ってたし・・・。でも、阿沙利は何も言わなかった・・・・・。最初、カラーページで彰伊がつけた赤い糸を見る阿沙利が・・・(泣)
とにもかくにも、近衛×琴葉篇がハッピーエンドで終わってよかった!さすが志水先生です!!先生ありがとうございます!!
次回は、年末年始に和記邸(あそこ和記邸なのね)に集まるカップルたち!ということは、オールキャラ?玄間と氷見のらぶらぶが見れるかしら!?