震慄へる華

「震慄へる華」　真山ジュン

あらすじ
没落した華族の血を引く秋は、叔父の借財の肩代わりに九条財閥の若き会長・上総に売られてしまう。冷徹で傲慢な上総に快楽を教え込まれる秋は、しだいに彼を拒めなくなり・・・・・！？
華やかな貴族たちの美しくも淫らなラブロマンス！！

服を脱いで、足を開け───

受けが借金の肩に金持ちの攻めのトコロに売られ、最初は拒んでいたものの、段々攻めに惹かれ好きになるという…王道的お話ですが、王道有りです。
この貴族の雰囲気が好きv
上総も秋を暇つぶしのように言っているけれど、実はちゃんと大切に思っ…………
秋、輪姦されてるんですが…………？
ちょっとちょっとぉ！
上総に恨みのある女が秋を誘拐して、上総を呼び出そうとしたが上総は「代わりはいくらでもいる」と言って…。
輪……なんだかんだで助けに行きますが……遅いっすよ。
助けに来た上総に女が「そんな何も持っていない子供のどこがいいの！？」と言ったに対し、「俺がいる」ってカッコイー！
そして、この最後のシーンが好きです。
「私が生きていけるのは----…九条さんの腕の中だけ」
この微妙というか絶妙な余韻がたまらん。

ドラコミックスは４コマが満載ですね。「内職華族」がおもしろい…こういうノリ好きです。