ＳＥＸ ＰＩＳＴＯＬＳ ４巻

「ＳＥＸ　ＰＩＳＴＯＬＳ ４巻」　寿たらこ

あらすじ
「国政の子供は産む。でも、もうその後はオレを放っておいて」ノリ夫の悲しい決意に、国政の心が揺れはじめる。屈折し傲慢な性格の謎は、生い立ちのせいなのか？
ついに斑目家の秘密(家系図含む)が明らかに！完全主義者マクシミリアンと荒唐
無稽なデイビッドの「国政の父×米国の父編」はひたすらロマンチックに★

国政×のり夫
巻尾に拉致られた？国政。
今から種付けをさせられると知った国政は、そんなもの（女とのセックス）はいらないと、本当に必要だと思ったのはのりりんだということに気付きます。
本当は、大切なのにのりりんに酷い態度をとってしまったのはやはり生い立ちからでしょうか・・・切ない。
一方国政が連れていかれた事を知ったのり夫は、国政が「ああいう」性格になってしまった理由を英国から聞き、激怒。
今まで国政の周りには、そういう風にいってくれる人がきっといなかったんでしょう。確かに、のりりんのように、言える人もあまりいないかと・・・。
でも、英国はそんなのりりんだからこそ国政は選んだのだと・・。
自分ものりりん好きなのに、国政が好きなのりりんを応援するだなんて大人ですね。
さて、国政救出へと向かうのりりんたち。
しかし、逆に自分も捕われ、しかもヤられそうに…そこへ薬でボロボロなはずの国政が。
「オレはこらえられないそいつが他の雄のモノになるのが」
ビバ独占欲
国政はなんと泣きながら自分の気持ちをのり夫にやっと伝えます…。
泣くだなんてびびったよ。それだけ、のりりんのことを思っているという証拠ですな。
「手放せない」「他の雄には渡さない」
そんな国政にのり夫はただ好きと言ってくれればそれだけで幸せだ、と。
のりりん健気・・・・。
そして「好きだ」と告げる国政。
一時はどうなるかと思いましたが、やっと二人の気持ちが通じあってよかった。
国政にはこれからちゃんとのりりんを大切にしていってもらいたいですな。


デイビッド×マクシミリアン
国政の父と米国の父のお話。
本当に、斑目家は凄い家系図ですなぁ…(;´д｀)
最初デイビッドの方がマクシミリアンにベタ惚れってカンジだったのですが、なんとマクシミリアンはデイビッドのことが…。
意外な展開でした∑(´□｀)
デイビッドは造形のモデルをマクシミリアンに頼むのですが断られっぱなし。
巻尾の頼みで一緒に暮らすことになって、モデルとして体を触られるマクシミリアン。
無意識なんだと思うけど、デイビッドの触りかたはありゃセクハラだよ。
そんなとき、デイビッドが好きだと言う男がマクシミリアンの前に現れる。
しかも、「君（マクシミリアン）も彼が好き」と言われ、デイビッドの顔が見られない。
それでいながら、自ら体を触っていいというマクシミリアン…耐える顔がエロいっす。
そしてまたデイビットの触りかたが…前回よりエロい（鼻血）
こらえきれず、告白するマクシミリアンだが、デイビッドは答えられないと。
そして二人の同居生活は終わった。
しばらくし、自分の気持ちに気付いたデイビッド。（鈍）
急いでマクシミリアンのところへ。
その時、マクシミリアンの元には以前デイビッドが好きだと言った男が現れていた。
しかし、実はその男はデイビッドの弟でマクシミリアンが好きだったという(-□-;)
間一髪で弟にマクシミリアンを奪われずにすんだディビッドは
「さっきは本当に頭に血が上がった！！」
とかなりの嫉妬を。いいですね！独占欲強い攻め！
しかし、デイビッドの弟はホンマ性格が男前ですな～自分を選ばなくても好きな相手には幸せになってほしいと思って、兄にマクシミリアンを譲るだなんて…カッコイー！(>_<)
でも、切ないなぁ…。
そして最後…結ばれたと思った二人はそれぞれ巻尾との間に子供(米国と国政)が…。
恐ろしきかな斑類(;´д｀)