さらい屋五葉

『さらい屋五葉』　オノ・ナツメ
(※BLではありません)

貧乏浪人・政に舞い込んだのは、遊び人風の男・弥一の用心棒の仕事。しかしその弥一こそ、「五葉」と名乗る賊の頭であった----
掴み所のない弥一と、ひとクセもふたクセもある一味の面々に次第に惹かれ、巻き込まれていく政だが…？
情と絆、あざやかに薫る大江戸絵巻・開演！

江戸って素晴らしい～。私お話でも日本が舞台のお話が特に大好きなのです。

江戸とか、昔の話も大好き。またこの独特な雰囲気が…。

政は武士としての自分に誇りを持っていたけれど、見掛けが弱々しいために仕事先から暇を出され、偶然出会った弥一に用心棒として雇われて気付かぬうちに人さらいの片棒を担がされてしまい…。

政と弥一の関係っておいしいですよね。これ。
弥一なんて政に対する態度が、さらい屋の仲間に「らしくない」と言われて「俺らしくねぇってのは俺が一番分かってるさ。」とか…。

政も弥一のことが気になってるっぽいですね…「弥一殿の目的は金にないのではござらんか？」とか。

そして弥一の本心が気になって弥一と同じところに住めば分かるかも…。と思って、探ろうとしたり。

この二人の関係がかなり気になります(-ω-)キラン

ストーリーもおもしろいので今後の展開の方も気になりますね～。

って、2巻とっくに出てるがな