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過去BLについて語っていましたが、現在では唯の日々のつぶやきブログと化しています・・・。
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『白昼堂々』 長野まゆみ
(※BLじゃないけど同性愛もの)

あらすじ

一九七六年初冬。由緒ある華道家家元の若き跡継ぎである原岡凛一は、従姉・省子の男ともだちだったアメリカンフットボール部のエース氷川享介と出逢う。その邂逅が、やがて二人の運命を変えていくことに…。冬から春、やがて夏へと移ろう季節の中で、彼等の思いはどこへ向かうのか。凛一の希みは叶えられるのか。少年たちの切ない恋を描く好評シリーズ第一弾。

まだ私がBLを知らない時分に出会った小説です。
その時はあらすじを読んで「へー」といったくらいの感想しか持たず、買わなかったのですがその後BLにハマって買いました。
色々と衝撃的でした。(結構前に読んだので内容曖昧です)
濃い性的描写は無いのですが、逆にそういう部分がさらっとしすぎてて「え?え?どうなってるの?」といった焦れったさがまたエロさを引き立てる気がします。(というか妄想を?)
凛一と氷川の出会いは、凛一が従姉の省子の頼み(脅し?)で、省子に化けて(女装して)氷川に会いに行くトコから・・・。
そして氷川は凛一を省子だと思いこんだままキスをしてしまい・・・・。
凛一は「まっとうな性癖」ではなかったので氷川を意識し・・・・。
というか、原岡家は男がみんな・・・・・・・・・所謂「まっとう」じゃないんですね。凄い一族だっ!(-□-;)
最初、どちらかというと微妙・・・と思って読んでいたのですが、なんだかんだで引き込まれました。
その後、もちろん女装(省子に化けていたこと)がばれて・・・・氷川は怒るんですが、そこからまた新たな2人の関係が始まっていくんですね。
段々お互いを意識する2人・・・でも氷川は「まっとう」な人なので・・・・・いまいちどうすれば・・・・といった感じで、凛一は氷川は「まっとう」な人だから・・・・・と引いているようにみえながらなんというか・・・それでも離れられないというか・・・・。
そして、凛一の叔父の千尋兄さん・・・。
なんだか、凛一と千尋さんは肉体関係があった・・・みたいなことを匂わせております。
そこら辺どうなんだーい!!といった感じです。
けれど、千尋さんが本当に好きなのは凛一のお父さんだったわけで。(でももう亡くなっている)
しかも千尋さん・・・・女の人とするときは深酒するらしいですね・・・・・・。
そして、従弟の正午(まひる)は凛一になにかと突っかかるというか・・・・。
原岡家、同性愛だろうと近親相姦だとなんだろうとどんとこい!!!って感じですね!!すげぇや!!(どんなノリ?)
この本はシリーズになっていてこの後「碧空」「彼等」「若葉のころ」と全4巻となっているんですが、正直最初凛一の性格が・・・・・だったんですが、全部読み終わったら好きになりました。(何だよ)
小説は漫画よりその人の内面が出てくるので結構好き嫌いが出ますね・・・。
でも一番好きなのは今後出てくる千迅さんです。
あの、自分を押さえ込んでしまっている切ない面がたまらないっっっっっ!!
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あぁ!!!
私も長野まゆみさん大好きなんです!私がちょうどBLにハマった時に、スキなBL漫画家さんが長野まゆみさんをオススメしていて見事ハマりました。最初の頃はそんな雰囲気はなかったけど(いやそういう匂いはありましたが)、やっぱりというかそっち路線も書かれる様になってすごく嬉しかったです(^^)

そして、私、長野作品でこのシリーズが1番スキです!少年愛がどうのっていうより、作品の雰囲気とか、ちょっとした言葉とか文章とか、この世界観が大好きです(^^)
miku URL 2007/10/03(Wed)00:00:39 編集
こんにちは!
そうなんですか!?私長野まゆみさんの作品はこのシリーズしか読んだことがないのでまた探しに行ってみたいです~(^^)長野まゆみさんは以前から知っていたのですがこういう作品を書かれていたとはしりませんでした。でもこっちの世界では結構有名だったみたいで…(笑)

なんか独特の雰囲気がいいんですよね!普通の本とは違ってなんだか不思議な感じのする作品ですね~。言葉とかも独特で「じ」が「ぢ」だったり(そこ?)
この長野さんの独特の世界観に引き込まれますね~(>_<)私もお気に入りの作品ですv
浅田 2007/10/03(Wed)12:10:53 編集
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最近脱ヲタ気味の元BL大好きな100%腐女子で(^ω^;)
でも、若干抜け切れてないと言われる・・・。
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