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「溺愛ルール」 夏河シオリ
あらすじ
下半身フシダラ、アタマもお軽め高校生・神藤は、校内でイタしている所を、マジメでお堅い教師・宮下に見つかってしまい、個人授業

ピュアな感情に溺れる、初めての本当の恋

マジメな先生×下半身フシダラ生徒です。そして一言で言うなら
襲い受けです。
実は、何を隠そう(?)私、襲い受けが好きです。
なんというか、受けが攻めのこと好きすぎて、更に攻めがそんな受けに「はぁ・・・まったくこいつは・・・」みたいな感じが好きです。このお話はまさにそんなお話!!
先生(宮下)×生徒(神藤)の、襲い受けなお話。(勝手に言う人)
校内でイタしているところを、担任の宮下に見つかった神藤。
生徒の(しかも男同士)情事を見て動揺する先生だったが、おバカな神藤をみて、ここで導いてやるのが教師・・・。というわけで、留年しそうな神藤を個人授業することに。
はじめはめんどくさかった神藤も、先生の熱心さに惹かれ・・・・。先生はがんばる神藤を純粋に教師として喜んで・・・(るんだよね)。
そして、神藤は先生を押し倒しちゃうけれど(ここぞ襲い受け)、先生は「他の男と一緒にするな!!」と拒絶する。
そんなこともあって、神藤は個人授業で先生と合わせるカオがないため、個人授業をさぼって他の男とトイレにシケこむわけですが・・・。先生以外の男に触られるのが気持ち悪いと感じる神藤・・・イヤだと思った瞬間・・・・
そこへ先生登場!でも、先生は神藤にも甘くはありません。神藤もろとも水ぶっかけて「ここはラブホテルじゃない」と怒ります。さすが先生・・・。
ひたすら、教師としての自分のルールを守ってきた先生ですが、アホな子ほどかわいいのですね・・・なんだかんだで、神藤のことが頭から離れなくなっていて・・・。
そんな先生の反応に、神藤、廊下で押し倒す。
そんで、やっぱり先生に怒られるのでした・・・。
また、神藤の過去のセフレが出てきたり、なかなか自分に手を出さない先生に神藤が痺れを切らしたり・・・もう、神藤が先生好きすぎて可愛すぎます。
先生は先生で、教師としての自分のルールを守りたくて、神藤に手を出さなかったんですが・・・最後は根負けしたかのようにベッドイン(笑)いえ、先生も我慢はしてたんです・・・ただ、神藤が我慢できなかった・・・。
しかも、宿直室・・・・。
描き下ろしでは、完璧な宮下先生の完璧な人生の崩壊(笑)
なんといっても、神藤に出逢って、好きになってしまったのが原因ですが・・・・そんな意外なところに、幸せはある。という。ほんわか。
夏河さんの作品は初めて読みましたが、絵がとっても綺麗ですね!!
そして、あとがきでも書かれていましたが・・・・先生が受け臭い。
神藤も押し倒したりしてたので、あれ?受け攻めどっちだ?と思いましたが、先生×神藤でした。(でも、当初の設定は先生は学生で、受けだったらしい)
夏河さん自身も先生の受け臭さを気にしておられましたが・・・私、先生のルックス大好きです。受け臭い攻めも全然ありです。
でも、若干抜け切れてないと言われる・・・。